療養病棟として、
本館に隣接するため、
違和感なく
設計する事に
重点をおきました。
「伊予の小京都」と呼ばれる大洲市は、鵜飼いで有名な
肱川が市街地に流れ込む
観光地である。
冨士山の麓に位置し、
遊覧船の発着場を望む最も
眺望のよい景色を背景に、
自然環境と調和した魅力ある
景観を創造し、
入院・通院患者及び周辺地域に精神病院のイメージを
打ち消すことを
特に考慮しました。
入院患者が社会生活の
準備期間として一時的に入所し、
快適な生活が出来るようにと、
山小屋風のデザインを
採用しました。
雄大な自然にマッチし、
病院の敷地の一角ということで、
違和感なく、さりげなく
溶け込むように配慮しました。
1998年度 愛媛県アメニティ賞受賞
とみすやま